セルフケア

不眠を改善するハーブ・アロマ【薬を使わない自然療法】

こんにちは!Anyukiです。

今回は辛い『不眠』の改善策について書いていきます。

ベッドに入っても全然眠れない、気づけば朝。翌日も疲れが取れないまま出勤。睡眠導入剤には頼りたくないし、どうしたらいいだろう・・・

私も一時期ですが不眠症を体験したことがあります。眠れないって辛いですよね。

私の場合はハーブティーとエクササイズで改善しました。

不眠の大半の原因は心理的な不安や自律神経の乱れです。

このブログでは不眠の改善に効果があるハーブティーアロマオイルをご紹介します。

不眠に効果的なハーブティー

心身をリラックスさせ、良質な睡眠へと促す効果が期待できるのは
下記のハーブがおすすめ!どれも鎮静の効果があります。

ジャーマンカモミール

カモミールティーはカフェや市販でも売っている身近なハーブティーですね。心身のリラックス効果の他に、消炎作用があるためストレスによる胃炎などにも効果的です。また冷え性や月経痛などの症状にもおすすめ。温かい牛乳を入れてミルクティーにするのも美味しいですよ。

■パッションフラワー

パッションフラワーは「植物性の精神安定剤」と呼ばれています。精神的な不安やストレス、それに伴う頭痛や不眠の改善によく使われます。パッションフラワーは単体で飲むより、カモミールと合わせるなど、ブレンドするのがおすすめです。

■リンデン

甘い香りで心身の緊張を和らげ、質の高い睡眠へと導いてくれる効果が期待できるハーブです。ハーブの聖地、ヨーロッパでは赤ちゃんの夜泣き対策として赤ちゃんがぐっすり眠れるようにお風呂に入れることもあるそうです。

聞きなれないハーブもあるかと思いますが、これらはハーブ専門店や、ネットでも購入することができます。ハーブ専門店には症状に合わせたブレンドティーも多く不眠対策用にブレンドされているハーブティーには上記4つのハーブが含まれているかと思います。

どのハーブも癖が少なく、香りもよいので飲みやすいですよ♪

ハーブティーの効果をより高める方法

ハーブティーを飲むときは、ハーブの香りを嗅ぎながら飲むのがポイント!香りが脳に働きかけることで自律神経を整えてよりリラックスできます。

不眠に効果的なアロマオイル(精油)

芳香浴やボディトリートメントとして使用するのにおすすめなのが、下記4つの精油です。

■ネロリ

フローラル系の香りがするネロリは香水の材料としても使われています。ストレスで落ち込んだ感情を高揚させるなど、不安抑うつ、それに伴う不眠の症状を改善してくれる効果が期待できます。私の愛用する香水もネロリの香りですが、この香りを嗅ぐと明るい気持ちになります♪精神ケアにおすすめ!

■ラベンダー

ラベンダーは身近な香りですよね、ラベンダーの香りはストレスによるイライラ興奮を鎮め、精神を安定させてくれます。毎日忙しくイライラしている、ベッドの中でも明日の仕事の事を考えてしまう。など、興奮が収まらず眠れない方は眠る前にラベンダーの香りで芳香浴をしてみてください。

■ローズ

ローズの香りは、更年期の症状や、ショックを受けたことが原因で眠れない場合におすすめです。芳香浴やオイルトリートメントでリラックスしていきましょう!

■ベルガモット

少しスパイシーで暖かみのある香り。気分を明るくするとともに落ち着かせる効果も期待できます。不安を抱えている方は気分転換として芳香浴がおすすめです。(注:ボディトリートメントとして皮膚に使用した場合は紫外線を避ける必要です)

芳香浴の効果を高める方法
眠る前に5分でもいいのでTVやスマホの電源を切り、部屋のライトを暗くした状態でゆっくり香りを楽しんでください。呼吸は鼻から吸って、口から長く吐き出すことで副交感神経に働きかけ、リラックス効果がUP!

ハーブティー、アロマオイルの効果とメリット

まず効果としては下記2つがあげられます。

①ハーブに含まれるフィトケミカル成分が緩やかに身体に働きかける

②香りを嗅ぐことで脳に素早く働きかける

嗅覚は鼻にある嗅細胞がにおいを物質を化学的にとらえて大脳辺縁系に直接届けます。イメージとしてはラベンダーなどの鎮静系の香りを嗅ぐことによって脳が反応し、身体に「鎮静するように!」と指示を出すようなイメージですね。

ハーブは薬ではありませんが、ハーブに含まれる成分の中には消炎鎮痛鎮静など様々な薬理作用を示すものがあります。そしてマイルドに身体に作用するため副作用の心配もなく安心して取り入れられるのがメリットです。(ハーブによっては禁忌事項もありますので妊婦や薬を服用している方はセラピストなどに確認が必要です)

日本ではハーブのもつ薬理作用をうたって商品を販売することができないので、

「ハーブ・アロマ = おしゃれなもの」位にしか捉えられていませんが、

自然療法の先進国ではナチュロパスという自然療法士がクリニックで患者の病状などに合わせてハーブや精油を調合しています。個人でも体調管理、症状の改善に日常的に取り入れられています。

私も昔は「香りやお茶は気休め程度じゃない?」と思っていましたが、

メディカルハーブの勉強をすることで、ハーブの薬理作用と科学的根拠を知り今では体調管理、改善にはハーブを使用しています。薬はもう何年も飲んでないです。

クスリは反対から読むとリスク。身体に作用するのは早いですが服用する場合は副作用があることもしっかり理解したうえで使用したいですね。

慢性的な症状の改善には自然療法がおすすめです★

-Anyuki-