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私がトーラック出産を決断した理由(メリット・デメリット紹介)

こんにちは!アンユキです。
2019年に第一子を緊急帝王切開で出産し、
2022年に第二子の出産はトーラックに挑戦(結果、予定日超過のため帝王切開で出産:当時37歳)

帝王切開後に自然分娩で出産するトーラックという出産方法。
日本では一般的ではなく、一度帝王切開したら次も帝王切開で出産するのが一般的で望んでも対応してくれる病院が少ないんです。

なぜなら、リスクがあるから

トーラックに挑戦したい。けどリスクもあるし…挑戦するべきか迷っている

と悩んでいるママも多いのではないでしょうか?

わかります、私もめちゃくちゃ悩みました。
自然分娩で生みたい!
でも母子共にリスクをとってまで挑戦する必要はあるのか!?と。
夜な夜な検索魔になっていました。

悩みすぎてハゲそうだったよ…

この記事が過去の私と同じように、トーラックに挑戦しようか悩んでいる方の参考になれば幸いです^^

トーラックのリスクは?条件は?

帝王切開は子宮を切る手術、一度切ったところは弱くなっているので次の妊娠でまた子宮が大きくなることによって負荷がかかりすぎると最悪の場合子宮破裂の危険性があるんです。なのでお腹が大きくなりすぎる前に37週、38週あたりで帝王切開をするケースが通常です。また、誰でもできるわけでなくトーラックをするには条件があります

・帝王切開が過去に1回であること(子宮を切った回数が1回)
・子宮を横に切っていること(お腹の傷が縦でも子宮が横ならOK)
・子宮内膜の厚みが十分である事(エコーでわかるようです)

私はこの条件をクリアしていたので挑戦することは可能でしたが、母子ともに危険に晒されてしまうリスク…ものすごく悩みました。

自然分娩したいけど子宮破裂は怖すぎる!!

「トーラックってリスクもあるんでしょ?」

「なんでそんなに下から産みたいの?」

「自然分娩痛いじゃん…」

とよく聞かれます。

そうなんです。そこ、私もだいぶ悩みました。

リスクをとってまで下から産む事に挑戦する必要はあるのか?

私個人の考えとしては
「下から産まないと子どもに愛情が湧かない…」とか

「母親の自覚が…」とか

「下から産む感覚を知りたい」
みたいなのは実は無いんです。

できれば苦しまずにスルッと産みたい
(長女の時は促進剤打ちまくって陣痛の痛みが本当きつかった…)

私がトーラックに挑戦しようと決意した理由は3つ

1:少しでも母子ともに健康に良い出産方法を選びたい(薬や麻酔を使いたくない)
2:3人目も考えているから(3回もお腹を切りたくない)
3:この病院なら信頼できる!という病院が見つかったから

という事。

一人目のお産の時は計画分娩を選択し、陣痛促進剤を限界ギリギリの3日間打ち続け、手術の麻酔、術後の痛み止めと薬づけの出産となりました。膣も通らず、カンガルーケアも初乳も与えることができず…自分の選択に後悔の気持ちが残りました。
〝健康〟へのこだわりが強い我が家、旦那もできる事ならトーラックで自然なお産をと望んでいました。
そしてチャンスがあれば3人目も欲しい…という気持ちもありました。

でも3回も切りたくないよ…切腹よ…泣

二人目がTOLAC成功したら3人目も産もう!と自分の中で決めました。
ということで、3人目への可能性を残したい
というのが一つの理由。

そして

トーラックにリスクがあるよう、
帝王切開にもリスクがある

帝王切開のリスク

切る回数が増えるほど、母体の臓器の癒着確率が増えたり腸閉塞のリスクが増える可能性があるそうです。
実際、私が2回目の帝王切開をした後「若干、前回の手術で臓器の癒着があったので剥がしておきましたよ」と言われました。

手術時の麻酔で後遺症が残る可能性も0ではない。
麻酔が赤ちゃんに入ってしまう可能性も0ではない。
(私は第二子出産後、足指の軽い痺れが3ヶ月ほど続きました。)

子どもへのリスクはというと
帝王切開時の事故のリスク。呼吸がうまくできない場合があるそうです。手術の同意書を読むと怖くなります…。

また近年こどものアレルギー発症が増えている原因の一つが帝王切開とも言われています。
自然分娩に比べて帝王切開は子どもの腸内細菌のバランス、免疫システムの構築が遅くなると懸念されていること。(うちは姉妹ともに帝王切開。その分より腸ケアを意識した食生活に!)

帝王切開も立派な出産法だし帝王切開のおかげで助かる命も沢山あって現代医療の進歩には感謝しきれません。
(長女も帝王切開がなければ産まれてこれなかった)

トーラックのリスクは怖い!
でも、自然分娩の方が絶対母子ともに健康に良いだろう!
うまくいけば3人目の可能性も残せるし!

という理由で「トーラックするぞ!!」と決めました。

トーラックのリスクは病院側でももちろん回避してくれます。
予定日までに陣痛が来なければ帝王切開になります。
それ以上は子宮へ負担がかかるため。

次女は予定日超過6日目に帝王切開で産みました。(ギリギリまで待ってもらった!)

結果として私のトーラックは失敗だったのですが
低リスクで臨める環境下で、満足のいくお産になりました♪

この安全な環境で挑戦するというのが一番大事かなと思います。
欧米ではトーラックは一般的です。なぜなら病院の設備が整っているから。
いざというときにも対応できるんですね。

病院選びがめちゃめちゃ大事です。
私は埼玉在住なのですが渋谷区広尾にある日赤病院で出産しました。
もし安心な環境が揃ってなかったら帝王切開を選択すると思います。
(私が最初にお世話になろうとした病院がやばくて…下記記事に)

病院選びに迷ったらこのブログを読んでください^^
トーラックできる病院紹介【東京・埼玉・神奈川近郊おすすめ】体験談

どんな出産方法でも、
赤ちゃんとママが元気なのが1番✨

今回の記事が、トーラックを試みようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
(余計悩ませてたらごめんなさい)
ご質問などあればいつでもどうぞ^^

動画でもより詳しくお話ししています!(画像タップで視聴)

ではまた〜♪

=Anyuki=

 

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