セルフケア

妊娠しやすい身体をつくる。プレコンセプション【妊活を始める前の準備】

こんにちは、アンユキです!このブログでは私が妊娠前に受講した妊活セミナーの内容についてシェアします。これから妊娠を考えている方のプラス情報になれば嬉しいです。

タイトルにある“プレコンセプションケア(preconception care)”
これは『妊娠のための身体の準備』という意味で、妊娠のために自分たちの生活や健康を見直そう、妊娠のための身体を準備しよう!という考え方。
海外ではプレコンセプションケアという考え方は主流ですが、日本ではまだまだですよね、
『日本では準備なく子作りに励み、なかなか出来ないとホルモン治療へと進んでしまう人が多い』
という講師の方の言葉がすごく印象的でした。

講師の方はナチュロパス(自然療法士)

セミナー講師はナチュロパスかなえさんという自然療法士の方でした。
ナチュロパスって日本ではまだ聞きなれない職業ですが、オーストラリアでは多くのナチュロパスが代替医療クリニックや薬局等で活躍しています。
セミナーの内容もすごく医学的というか、栄養や生理機能のことなど根拠に基づいた濃い~い内容でとても勉強になりました!

ナチュロパスって何?

メディカルハーブやホメオパシー、サプリメント、栄養療法、生活・食事改善の指導などで、体の自然治癒力を高め、本来の健康的な体に戻すサポートをするお仕事です。海外では国家資格の国もあります。

薬に頼らず、自分の身体は自分の力で整える。妊娠に限らず、健康のために必要なことですね。

プレコンセプションで大切なこと。どんな事をすればいいの?


✔栄養
✔ストレスマネジメント
✔運動
✔正しいサプリメンテーション

【基本的な不妊改善の流れ】
1.病気や疾患をまずは治す
2.不妊のリスクを軽減する
3.健康的なライフスタイル

プレコンセプションケアは妊娠のために精子や卵子の状態を整えるべく、期間を決めて食生活などを見直します。
もちろん、女性だけでなく、男性も!

1.病気や疾患をまずは治す!

婦人系の病気だけに限らず、何かしら疾患を抱えていると摂取した栄養素がその疾患を治すために使われていくため、妊娠のための栄養が不十分に。特に婦人系の病気の影響は大きく関わってきますので定期的に婦人科で検診を受けるのが大切ですね。
女性に限らず、精子の異常など男性に原因がある場合も4割強あり、現代の若者は環境ホルモンの影響で精子の質が低下していると言われています。
環境ホルモンに対する意識は日本はまだまだ低いですが、生態系に異常をもたらす危険のあるもの。できるかぎり避けたいですね。

環境ホルモンとは?
環境の中に存在する化学物質で人間のホルモン機能を乱してしまうもので、ダイオキシンや農薬、殺虫剤、工業製品などに含まれています。

子宮内膜症などの女性疾患の原因にも環境ホルモンが影響していると言われています。
できる限り環境ホルモンを避けた生活を心がけたいですね!

2.不妊のリスクを軽減する!

不妊のリスクのベスト3はタバコ、アルコール、肥満

身体に悪いと分かっていてもなかなか辞められないこの3つ。
禁煙、禁酒、ダイエット、辛いかと思いますが3カ月~半年はは頑張って辞めましょう(>_<)

なんでプレコンセプションは最低3カ月の期間が必要なの?

ひとつの理由として男性の精子は射精される3か月前につくられたもの、卵子は4カ月前につくられたものがでてくるからだそうです。
またタバコ等で身体に溜め込んだ毒素のデトックスにもある程度の期間が必要になります。

3.健康的なライフスタイルを!

プレコンセプション期間はこの5つを意識して!

✔アルコール、タバコを断つ

✔栄養バランスを整える

✔サプリメントを摂る

✔運動する

✔ストレスマネジメントをする

言うは易く行うは難し、でも絶対大切。

ストレスマネジメントって見逃しがちですよね。現代はストレス社会と言われているくらい私たちは知らず知らずのうちにストレスを受けて生活しています。
長時間の労働、人間関係、また大気汚染などの環境が原因で身体にかかるストレスもあります。
良質な睡眠はとれているか?自分なりのストレス発散方法、リラックスする時間を持てているか?今一度見直したいところです。
ストレスは病気の原因にもなりますからね(>_<)

ストレスを受けるとホルモンをつくるコレステロールがコルチゾールの生成に使われ、ホルモンの生成が低下してしまうんです(+_+)

その他にも大切なこと。
・規則正しく早寝早起き。
・女性は身体を冷やさない。
・男性は身体を温めすぎない、下着で締め付けない

そして私が特に共有したいなと感じたのは食生活。

食生活の見直し

最も気を付けたこと、

✔糖質を摂りすぎない。
✔男性は肉・乳製品を摂りすぎない
✔良質な脂質を摂る

甘いものや米、小麦粉などの炭水化物、過剰摂取要注意です!現代の食生活はどうしても糖質過多になりやすいですからね。
糖質を摂取するとインスリンというホルモンが出ます。糖質過多の食生活でインスリンが高い状態が続くと、女性の排卵障害の原因になるそうです。

糖質って太るだけじゃなくて排卵にまで影響が!糖質過多はホルモンバランスを乱す原因に…

ちなみに低脂肪乳製品を健康のために…と毎回選ぶのも要注意だそうです。(低脂肪の代わりに糖質を添加しているものが多いため)

そして、男性が気を付けたいのは肉・乳製品過多の食生活
この食生活は精子の形成に影響を与えるそうです。

魚と野菜もバランスよく食べましょうってことですね。なんでも過多はダメ。

ちなみに私の旦那さんはタバコも吸わないしアルコールもあまり飲まないけど、肉と乳製品が大好物!牛乳がぶ飲み、おやつはチーズという食生活でしたが妊活を意識し始めてからは少し控えてもらいました。

サプリメントはどんなものを選ぶ?

妊娠のために特に摂りたい栄養素は、葉酸(できれば活性化されたもの)ビタミンB群亜鉛などのミネラル、良質な脂質。

個々の食生活にもよりますが葉酸、マルチビタミン、マルチミネラル、フィッシュオイルなどのサプリを摂取できると良いそうです。
もちろん、タンパク質も大切なので日々の食事の中で意識的に食べたいですね!

プレコンセプションケア、ざっくりまとめ


ここまでセミナーの内容で学んだことを書いてきましたが、
最後に箇条書きでざっくりとポイントをまとめておきます。

✔妊娠しやすい身体づくりをしよう
✔3カ月~半年を目安に生活習慣を見直そう
✔病気や疾患を治す
✔タバコ・アルコールを辞める
✔肥満を解消する
✔適度な運動をする
✔環境ホルモンを避ける
✔ストレスを溜めない
✔糖質を摂りすぎない
✔男性は肉食・乳製品過多の食生活に気を付ける
✔良質な脂質を摂る
✔女性は身体を温める
✔男性は身体を温めすぎない
✔男性はタイトな下着で締め付けない
✔早寝早起き、規則正しく
✔栄養バランスの良い食生活をする
✔サプリメントを摂ろう(葉酸、ビタミン、鉄、亜鉛、フィッシュオイル)

セミナーではもっともっと深いところまでつっこんだお話をしていただきましたが
ブログではかなり簡単にまとめさせていただきました。
「ナチュロパスかなえ」さんもブログを書かれているので、ぜひ読んでみてください♪すごく勉強になりますよ!(^^)!

-Anyuki-